2005 年
2 月
6 日
カテゴリ:活動報告
小中学校の総合教育について
|
写真は、昨日新宿区の柏木小学校で開かれていた、新宿区の環境学習応援団としての「まちの先生見本市」に参加していた”コミュニティスクール・まちデザイン”の教室です。 私たちが普段何気なく食べているものが、いったいどこから運ばれているのか、それにはどのくらいのお金がかかっているのか、をお買い物ゲームを通じて、子どもたちに知ってもらおうとする「総合学習」向けの教育コースを提案しているものです。 たとえば、日本人が良く食べる「海老」はいったいどこから来るのでしょうか?海老の写真がついたマグネットを世界地図の中の「インドネシア」の場所に貼り付けることで、いかに食生活を海外からの輸入に頼っているのか、どうして地産地消が進まないか、などを小さなうちから考えてもらおうと意図してのものです。 海老の養殖によって、マングローブなどの木々をどんどん切ることになり、深刻な環境破壊が進んでいるのに、それが今の日本人の食生活を支えているならば、大きな問題です。でもおそらくエビフライが大好きな子どもたちのうち、そんなことを知っている子どもはいないに等しいでしょう。
私がかつてドイツに住んでいたころのことを思い出します。当時は、死ぬまでに魚を食べない人もいるくらい、と言われるくらい魚介類は一般的でなく、Markt(青空市場)くらいでしか、新しいものは手に入りませんでした。あるとき、それこそ、たまにはエビフライでもしようかしら、とおばちゃんに、「その海老を10匹」と注文すると、ものすごく不思議そうな顔をして、「どうしてそんなにたくさん海老を食べるのか」、と聞くので「フライにするのよ」と答えにならないことを言って買ったのですが、確かに大きな海老ではありましたが、1匹が800円以上もしたのですから、そんなものをたくさん食べる人は異常です。
何が常識かということは暮らす国によっても違います。でも自分たちの暮らしは世界的にみるとどうであって、この先はどうあるべきか、ということは、”小さい子だから解らない”ことではなく、”なるべく早いうちからきちんと教えていく”べき事柄だと思います。 文部科学省の方向として、学力の低下による総合学習の時間の見直し?で英語学習を取り入れると聞きました。でもそれによって日本の子どもの英語力は本当にアップするのでしょうか? 私はそれよりも生活力につながるような、現代と未来をきちんと見据える題材を提供する学習がますます必要になると考えています。
|
|
|
活動報告 最新20
|