2005 年
3 月
28 日
カテゴリ:活動報告
地域で知的障がい者とともに暮らす
〜豊島区初!知的障害者入所・授産施設落成〜
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池袋4丁目の閉園した保育園の跡地に、知的障がい者の入所・授産施設ができました。今日は雨の中、落成式に出席しました。 区内の開設が長年望まれていましたが、平成12年に保育園が閉園になり、この施設の話が持ち上がり、運営する社会福祉法人が決まっても、地元との折り合いがなかなかつかず、開所を1年遅らせたそうでした。
ここには、男女17人ずつの入所と、40人までの通所授産ができます。若い職員さんが、男女ともに大変たくさんいらっしゃいました。授産施設では、「できることを増やしていく」ことをモットーに、パンを焼いたり、喫茶店をしたり、清掃をすることを通じて、自立を助長することを目的にしています。
パンを焼く、という作業は、知的障がいを持つ人だけでなく、さまざまな障がいとともに暮らす人たちにとって、良い訓練になるようです。私もかつてはパンをよく焼いたものですが、パン焼きというのは、多くの工程のうち、いろいろな段階から取り組むことができるという点が便利なのかもしれません。 一番シンプルなのは、冷凍された生地を「焼くだけ」。一歩進めれば、冷凍生地を解凍して、餡などをつめて成型してから焼く、また、粉からこねて、発酵させて成型する、とスキルによって応用が可能です。
自分が作ったものが、食べられるものになる、売れる、ということは、誰にとっても大変嬉しいことです。まして、粉から作れば、最初は何の形もなかったものが、香ばしい焼きたてのパンとなる、その喜びはひとしおです。 喫茶店でのパンやケーキの販売や接客も、多くの人との交流を通して、働く自信へと繋がりそうです。
ここの施設は、1階に「地域交流広場」を設け、地域とのつながりを大事にしようとしています。最初はあまり賛成でなかった地元の商店会も、4月1日のオープンに向けて、「祝いけぶくろ茜の里」の旗を44本出した、と聞き、これからも地域の中の施設として交流を深めていかれるとよい、と思いました。
障がいがあってもなくても、高齢であっても子どもでも、誰にとっても暮らしやすいまちは、地域で助け合えるまちだと思います。私の家からは歩いて30分弱、結構距離がありますが、地元中学校の学区域です。施設が少し落ち着いたころに、パンを買いに行ってみようと思いました。
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