在宅での介護 豊島区議会議員 水谷 泉
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2003 年 9 月 1 日    
在宅での介護

 9月になりました。
今年はなかなか夏が来なくて、やっと暑くなったと思ったら、もう9月です。

 今日は在宅介護について、私見を述べさせていただきます。
介護保険を利用している人、現在は利用していない方、どなたに聞いても、自宅で過ごしたい、自宅が無理でもせめて自宅の近く、住み慣れた地域ですごしたい、というご意見を聞きます。

 確かにそのとおりだと思います。でも、在宅で家族だけで介護を続けることは、現実問題として、無理が出てくることが多いでしょう。そこで、重要な役割を果たすのが、ケアマネージャーや、ヘルパーさんなのですが、なかなかこれが利用しやすいといえない面も多くあります。
 たとえば、介護保険を使って来てもらうヘルパーさんには、「医療行為」といわれていること、痰を除去したりすることは禁じられています。
 
 わたしの義父はパーキンソン症候群が進行して、嚥下が不可能になり、栄養分の摂取は「胃ろう」にて行うことになりました。この「胃ろう」は、医療行為で、ヘルパーさんには頼めないのです。
 一回に2時間かかるこの栄養剤の点滴を一日3回、家族の誰かが必ずしなければならないのが現状です。
 介護保険を使わず、自費で家政婦さんを頼めばやってもらえるそうですが、それもおかしな話です。

 また、義父はこれまで週2回、ディサービスを利用していましたが、豊島区の施設で、胃ろうをしてくれるところは1箇所もないそうで、ディサービスに行きたいならば、その日のお昼は「抜き」となるとの説明を受けました。
 他の自治体では、経管栄養でもディサービスが利用できるところがあるというのに、当区のサービスの低さを実感しました。

 豊島区では今年度以降、高齢者の施設も少しずつ増加の見込みがあります。ただ、ベッドの数を増やすことだけでなく、利用者が望むサービスの質の提供を第一に考えていくことが必要だと考えます。


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