2003 年
9 月
27 日
豊島区議会第3回定例本会議 初日
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昨日から会期35日間の定例会が始まりました。区長の所信挨拶の中で、「池袋に路面電車」というものがありました。 豊島区には、現存する唯一の都電、荒川線が東池袋から雑司が谷を通っています。区長の構想は、都電よりもっと軽くて低床で環境にも配慮した電車、Light Rail Transit(LRT)です。 8月に開かれたシンポジウムには多くの人が出席して、池袋のまちの新しい可能性について多くの意見が出されて、大変興味深いものでした。
私がかつて住んでいたドイツのまちでは、路面電車網が非常に発達していました。乗りやすくて運賃も安いこの交通手段は、子どもから高齢者までが本当に幅広く利用していました。 区長のLRT構想は、池袋東口のグリーン大通りの約1キロということですが、資金や時期などの具体的な計画は未定でした。 それが、今回、国からの補助金が調査費用に当てられることになりました。全国から寄せられた約500の企画の中から、先進的な早急に実現可能な活動ということで、豊島区のLRT構想を含む171の団体に対する補助が決定しました。
この件について、ある会派の議員から、”調査そのものは補助金でまかなえるかもしれないが、その後計画が進むことになって、そうでなくても大幅な赤字の当区で何故今?”といった質問が出されました。 これに対して、区長は、”暗い時だからこそ、あえて未来を見据えた活動をする。未来・信頼・ふれあいの豊島区だからこそ”という趣旨の答弁をされていました。
財政についての理解がまだまだ追いつかない私としては、赤字だということはわかります。でも、自分はどんなまちに住み続けたいか、どんなまちなら若い人たちが住みたいのか、豊島区の未来を思い描いたとき、やはり魅力にあふれる豊島区であって欲しいのです。たとえばLRTが、池袋の駅の東西を結んだらどんなに便利でしょう。池袋駅の周辺はとにかく人が多くて、自転車ですら不便を感じることがままあります。
住んでいるわたしたちが、大事なことを決められる。そんなまちにするための第一歩、今の時期は、「予算提案」です! 具体的でなくても良いのです。”こんなものがあればよいのに”、そんな思いつきも大歓迎。とにかく言わなければ、通じません、実現しません。 何も変わらない、と嘆く前に、声をあげることを忘れてはいけないと思っています。
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