生ごみから肥料を 豊島区議会議員 水谷 泉
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2004 年 6 月 7 日    
生ごみから肥料を
〜生ごみコンポスト加工工場見学〜
 本日はごみ問題に関心のあるメンバーとともに足立区にある食品リサイクルの工場を見学しました。
豊島区の小学校中学校、保育園や高齢者施設から出される生ごみはすべてここで有機肥料に加工されます。

 説明をしてくださった社長さんは、都市型の工場なのでどうしても臭気の問題には一番気を使っているとのお話でしたが、「臭いですよ、気持ちが悪くなるかもしれません。」と注意されて工場内に入りましたが、私たちの誰もが「全然臭くなんかありませんよ。」と言ったら「鼻がおかしいんじゃないんですか?」と驚かれてしまいました。

 確かに「漬物」のような発酵臭はしますが、その程度でした。
しかし毎日隣に住んでいたら多少気になるかもしれません。工場では2種類の脱臭装置(白金触媒を使ったものと水を使ったもの)を使ってなるべくにおいを減らす努力をしているとのことでした。

 集められた生ごみ(野菜等の残渣と食べ残し)を機械に入れて攪拌します。すでに堆肥になったものを少し残しておくことでその中の微生物の作用によりより早く堆肥が出来るそうです。水分の残り方によっても出来上がる時間は違うそうでおおよそ12時間から24時間(全然違う・・)だそうです。
 写真はごろごろとまわっているコンポスト機(ヒーターの温度等は企業秘密だそうです)の中を覗いているメンバーです。濃い茶色の半ば堆肥化(パウダー状)している中にグレープフルーツの皮が見え隠れしていました。これも全然いやなにおいはしませんでした。出来た堆肥は2重にふるいをかけることで異物は取り除かれ堆肥として完成します。完成すると量は最初の1/5から1/10に減量されるそうです。

 豊島区からは一日当たり1トン弱の生ごみが来るそうで、そのほかは中央区や新宿区などの自治体の他、コンビニエンスストアの期限切れの惣菜や企業やホテル、外食産業などからも受け入れているとのことです。今回見学した工場のほかにも7つの工場があり、許可上は日糧45トンの処理が出来るそうです。

 豊島区から出た生ごみから加工された肥料を使って作られた野菜がまた豊島区に戻ってくるような仕組みがあれば理想的ですが、何せ豊島区には農地がありません。区民農園ですら他の自治体にあるのですから、なかなか難しいところです。
 
 ごみをなるべく出さないことは基本中の基本でありながら、ごみになってしまったものを少しでも量を減らす、再利用することで地球に優しい暮らしが出来ると思います。

 今回の見学に協力してくださった太誠産業株式会社さん、私どもの依頼の仕方に不備があったにもかかわらずご親切に説明をしてくださってありがとうございました。心からのお礼を申し上げます。
有機肥料以外の事業もあります 太誠産業


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