2004 年
12 月
16 日
商店街のこれからを考える
〜早稲田の商店街〜
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夏に市民団体とともに、豊島区の商店街についての調査をちょこっと行い、聞けば聞くほど暗い気持ちになったことは既にご報告をいたしました。 今日は立教の大学院の授業の一環で、早稲田の商店街の活性化事業の中心となった方からお話を聞く機会がありました。今年の9月までは、社長職にあったという、現在早稲田大学の4年生という彼のことはこれまでにもニュース等で随分取り上げられていた記憶があります。高校1年生のときから、部活の代わりに商店街に行っていた、という少々変わった高校時代をすごしていたように伺いましたが、早稲田の事業というのはまさに、これからの商店街の可能性を充分に感じられるものだと思いました。
早稲田大学には3万人の学生がいて、それと同じだけの住民が早稲田のまちに暮らしているわけで、学校が休みになると文字通りまちも休止状態になり、商店街には空き店舗が増え、という状況から、商店会と大学が一体となってまちを元気にすることに成功した事例です。
本にもなっていましたが、他の都市の商店街と連携・協力することは画期的です。年間5000円の加入料で、震災のときに一時避難のサービスを受けることができる「震災疎開パッケージ」は大変ユニークな、そして魅力的な事業です。何もなかったときは3000円分のその地方の特産物が送られてくるというお楽しみもあります。
商店街がそれぞれの自分の店の繁盛だけを目的にしていては、もはや活性化はありえないでしょう。欧米では、閉店した店を皆で出資して買い取ることはごく普通だといいます。商店を単体としてとらえるのではなく、地域全体としてのまちづくりがごく自然に行われているようです。 どこの自治体も財政難で、補助金は減る一方です。こんな時代だからこそ、どこかから来るお金をただ待つのではなく、地域全体、ひいては他の地域とのネットワークを視野に入れた活動をしてこそ、「元気なまち」への可能性があるように思います。
**おまけ** 写真は立教大学のクリスマスツリーです。正門の左右に2本あって、それは壮観です。いつも帰る頃にはもう消灯していますが、今日は思いがけず9時半前に授業が終わったので、素敵なライティングが見られました。
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