東京都写真美術館へ 豊島区議会議員 水谷 泉
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2004 年 12 月 28 日    
東京都写真美術館へ

 今日は大学院のメンバーたちと恵比寿にある東京都写真美術館へ行きました。(写真は恵比寿ガーデンプレイスにあるバカラのクリスマスイルミネーションです)

 この美術館の館長さんのご厚意で、事業の概要などのご説明を聞き、ガイド付きでじっくり展示を見せていただきました。

 来年1月に創立10年になる、この美術館は、3年ほど前までは「ガラガラ」の印象がありました。私は、以前、頻繁に恵比寿ガーデンプレイスに行く用事がありましたが、実は入場したことはありませんでした。
 そのガラ空き状況が、平成12年度くらいから、どんどん様子が変わり、最近では、「いつも混んでいる」と言われるくらいの変貌ぶりです。

 その秘訣は、いかに?
 「東京都」写真美術館ですが、もちろん都の直営ではなく、東京都歴史文化財団という財団が委託運営をしています。東京都からの予算がどんどん減らされて、「企画展」をする分としては予算が全くつかなくなったこと。でも、「常設展示だけでは、入場者は増えるはずがない」、という館長の判断から、独自に「維持会員」「賛助会員」などの制度を作り、さまざまな会社や団体から支援(年会費は法人で年30万円、個人は5万円)を募り、「企画展」など独自の事業ができるようになったこと。そして、これによって入場者数が飛躍的に伸びたことなどを話していただきました。以前は日に300人程度だった入場者が、今では1000人以上、年間で35万人を目標(去年は42万人)にしているとのことでした。

 企画の立案には、ほとんど全員の職員で当たっており、きちんと総括も行い、今年度から、内部評価とそれをもとに外部評価制度も取り入れたとのことです。

 独自事業で大変に発展している美術館ですが、「東京都」と付いているからには、条例で規制されているところが大変多く、入場料にしても開館時間にしても、ずいぶん制限を受けているようです。そしていかんせん、お金がありません。
 新しい作品を購入したり、発展的な事業を運営するには、現在のような財団が管理運営する8施設(江戸東京博物館や東京芸術劇場など)の1つとしての位置づけのままでは、難しいのではないか、ということはいろいろな人から意見として出されていました。

 財政問題はいつでもどこでも付きまといます。
「市民の皆様の望むように」という政策を実現するには、やはりある程度の財源が必要なのかも、と感じることも多いこの頃です。


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