2005 年
6 月
4 日
安心して地域で暮らす
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今日は江戸川区にある、高齢者の安心住まい「ほっと館」の視察に行きました。ここは、NPO団体が、設計から運営までを手がけていて、昨年の12月にオープンしました。 ケアハウスとも有料老人ホームとも違う、ここの住まいは、気持ちが「自立」している方を入居の対象としているそうです。「できることは自分でしながらの共同生活」という高齢者の新しい形の住まいだと感じました。
1階にレストランがあり、そこで食事を賄うことも可能ですし、共同のキッチンで自分の食べたいものを調理することもでき、もちろん出前を注文したり、外に食べに行くこともできる、という、いろいろな選択肢が可能な暮らしはとても理想的に思えました。ヘルパーの経験のある人たちが設計に関わっていて、車椅子で使える流しや洗面台、また、個室ではポータブルトイレを使わず、できるだけ自室のトイレを使い続けてもらえるような配慮をしてあったりと、将来を見据えた設計になっていました。
3階建てで、1階がレストランとテナントとして、小児科が入っています。全部で10戸の居室がありますが、今のところまだ空室があるようで、この住まいの魅力が、なかなかわかってもらえていないのかな、と、ある種のもったいないような気もしました。そして、入居している人は、いずれも区外の人だそうで、今のところ「住み慣れた場所で安心して住み続けられる」という形にはなっていないようです。 でも、一人ひとりが自分の将来について、「こう過ごしたい」と思う生活が実現するような、それも住み慣れた地域からなるべく離れないで暮らせるような、そんな場所があちこちに作れると良いと思っています。
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