2006 年
8 月
1 日
北池袋の踏切事故に思うこと
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先月の21日に、豊島区内の踏切で母子が死傷するという大変悲しい事故がありました。
ここは1時間に40分くらいが閉まったまま、といういわゆる開かずの踏切でした。雨の降る朝で、若い男性が降りている遮断機を持ち上げて通ったのをきっかけ?に母子が続き、渡りきる直前に電車と接触してしまいました。夏休みの宿題をするために、踏み切りの先の図書館へ行こうとしていたそうです。
この踏み切りは車は通れず、柵があるため、歩行者と、かろうじて自転車が通れるようなところです。東武東上線だけでなく埼京線の線路もあり、おまけにカーブしていて見通しも良くなく、なおかつ事故の日は雨降りで傘を差していたそうですから、なおさら危険でした。 かつては、踏み切りを閉鎖するという話もあったそうですが、地元の反対などで踏み切りは現存しながらも、かねてより遮断機を持ち上げて渡る人たちが後を絶たず、大変危険な踏切として周囲に心配されていました。
線路を横断するのには、ここの踏み切りのほかにも陸橋があるにはありますが、東上線のホームの端と端以上に遠回りになるので、近隣の人は”気長に待つ”か”遮断機を上げる”どちらかだったそうです。
話は変わりますが、池袋と目白の間のJRの踏み切りは、もっと幅が広く開かない時間も長く(死傷者も多かった)そこに陸橋を作ることは30年以上もの地元の願いだったそうです。念願かなって、エレベーターもある(24時間使用はできないものの)陸橋が整備されたことは以前に報告しました。ここの踏み切りは閉鎖されました。
今回の事故の直接の責任は、降りている遮断機を上げて渡ってしまった当事者にあるのでしょうが、間接的には、危険を知りながら(閉鎖しようとしたこともある?)踏切を放置し、陸橋の設置などの努力をしていなかった豊島区と東武鉄道にあると思うのですが、違うのでしょうか。 また、図書館を作るなど、行政としては、施設を建てるばかりでそこを利用する(線路の向こうの)区民の利便性を考えていなかったのではないか、とも感じます。そこを渡ればすぐ公園や図書館があるのに、踏切が延々と開かなければ、遮断機を上げる危険性は十分に予想されると思います。地下道は無理でも陸橋をかけて欲しかった。これは私の”ただの区民の文句”でしょうか。
この問題は、昨日の、民間委託をしている市営プールで起きた防げるはずだった事故と同じではなかったか、と感じました。
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