歯の健康は全身につながる 豊島区議会議員 水谷 泉
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2006 年 12 月 3 日    
歯の健康は全身につながる
〜健康づくり大学公開講座〜
 いつもは受講生対象の講義ですが、今日は公開講座ということで、たくさんの人が集まりました。健康づくり大学の受講生は40歳から64歳ですが、今日の平均年齢はかなり高かったです。

 1枚目の写真は、講座の最初に挨拶する高野豊島区長です。赤い法被を着ているのは、今日は区民センターや公会堂近くで「ふくしまつり」が開かれていて、その催しに区長も出られていました。2枚目の写真は、ふくしまつりの出し物です。ふくしまつりは障がいのある方のグループなどが1年に一度開くお祭りです。道路を通行止めにして屋台がでるなど、大規模なものです。今年で18回目です。

 健康づくり大学の講演は、まず東京都老人医療センター歯科口腔外科胃腸の平野浩彦先生が、「歯の健康」というお話をされました。
 
 「歯」の話はとても興味深いお話で、たとえば高齢になって、歯がなくなったりして、噛みにくくなったときに、軟らかいものばかりにする(全粥や刻み食)と食感などにより、食欲が落ちる、食べなくなると租借力が落ちて、ますます噛めなくなる、という悪循環(咀嚼の”寝たきり”)に陥りやすい、ということでした。でも、どの程度の形状にするか、というのはとても難しい問題です。

 このお話で思い出したのは、なくなった義父のことです。
パーキンソン症状などにより、嚥下がうまくいかなくなり、そしたら、すぐに胃にチューブを通して「胃ろう」手術を勧められたのです。私は、口のトレーニングなどをすれば改善されるのでは、自分の父ではないこともあり、強く主張はできなかったのです。
 
 胃ろうをしてもまた口から食べられるようになることもある、といわれたのに、嚥下訓練がされた様子はなく、だんだんに全身の筋力が衰えて、口から物は入れていないのに、肺に唾液が入り込むようになり、肺炎を繰り返し、最後はそれが原因でなくなりました。「むせる」ということができなくなっていたのです。

 今日は「嚥下訓練」で「口のトレーニング」をした男性の訓練前と訓練後の写真を見ましたが、明らかに顔がまったく違います。口元が引き締まって、それだけでなく顔全体に張りが出てきました。
 また、歯周関連疾患を持っていると、さまざまな全身疾患につながることも最近わかってきたそうです。特に、早期低体重出産は、歯周疾患を持っていない人の、4〜7倍になること、また糖尿病を悪化させることもわかってきたそうです。

 たかが虫歯、歯槽膿漏ではない、ということがわかり、本当に貴重なお話で感激しました。

 第2部では落語や寄席、で「笑いによる健康」でしたが、事情により1部だけで中座することになってしまいました。
 そして向かったのは立教大学です。実は朝1番から立教の学会に出席しており、健康づくり大学は学会を抜けての参加でした。おまけに「受付係」だったので、いらした人の受付をしてご案内をする、という仕事がありました。健康づくり大学は、受講生も手分けして会を運営しています。


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