何を食べることを選択するか 豊島区議会議員 水谷 泉
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2007 年 10 月 20 日    
何を食べることを選択するか

 北海道のミートホープ社の偽装事件が一段落したと思ったら、三重県の赤福の営業実態には本当に驚きました。20年以上前、仕事でしょっちゅう名古屋に出張していたときなど、必ずお土産に買ってきていたあの赤福が、いつ作られたものかわからなかったとは。あれほど賞味期限の短いものを山積みにして売っていることには多少の疑念は抱いていたのですが。

 今日は、20年近くかかわっている生活協同組合の試食会に出かけました。この生協は、国産であることはもちろん、添加物や遺伝子組み換えのものなど安全性が確かではないものを一切使わない、エサにまでこだわる活動を続けています。
 
 日本の食料自給率はとうとう40%を下回り、この先の日本の農業の行く末を心配する特集があちこちで組まれています。
 「耕作放棄地」によって周辺にまで深刻な被害(水が流れてきて何ヶ月もはけない、その水とともに虫や雑草の種が流れてくるためにそれからエライことになる)が及ぶことで、近隣との関係までも悪くなりそうです。

 米の消費量が一番多いときと比較して半分になったとのことですが、私はそれはある程度仕方がないのではないか、と思います。生活様式の変化がこれだけ顕著になっている中で、昔のように、みんなが”わしわし”大量にご飯を食べる生活に戻るとは思えません。
 
 そのお米を飼料にして育っている豚がいます。先日、東京新聞にも紹介されていました。
 日本で一番たくさん輸入されているトウモロコシが世界中でバイオ燃料として使われていることで値段が高騰しています。飼料の価格が上がることで肉の値段も上がってきています。
 そしてそのトウモロコシが遺伝子組み換えでないことがなかなか確認されにくくなっていることも事実です。
 
 飼料としてそういう不安材料に頼ることなく、安心なもの(米)というのは大変ありがたいことですが、やはりコストの問題は大きいようです。輸入のトウモロコシは値段が上がったとはいえ米の6分の1のコストだそうです。また、米を飼料として豚を育てるには高い技術も必要なようです。

 安心安全な食生活と環境の問題は密接な関係だと捉えています。そして、税金の使い方(補助金)も。 


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